こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。
春本番。桜の便りがちらほら聞こえてきましたね。
長い冬ももう終わり。
やっと暖かくなって、お出かけしたい季節に、めまいや頭痛のお悩みで閉じこもっておられませんか?
お薬を飲んでもなかなか治らないなら、一度鏡で、観察してみるといいですよ。
鏡で舌を大きく前に出してみてください。
これで、いったい何がわかるかご紹介します。
中医学の体質の診断方法の一つです。
舌の色や、苔の色で、体調がいいかどうか、まためまいや頭痛の場合、その原因も探ることができます。
つまり、舌の観察だけで、めまいや頭痛の原因がだいたい予測がつくんです。
下の舌写真をご覧ください。
2つの写真を見ると、いっぺんに違いがあることに気づきませんか?
写真の舌は、色が全体的に白っぽく、苔が舌全体に広がっているように見えます。
これは、健康的な舌からは遠ざかっている舌です。
めまいや頭痛が起きても、不思議ではない舌になります。
気や血が少ないことから、水分代謝も悪く、血流もよくない状態と判断します。
つまり、こういう舌の状態の方は、めまいや頭痛が起きやすくなります。
次に、下の写真をご覧ください。
写真の舌は、色が全体的にピンク色ぽく、苔はうっすらとしています。
これは、健康的な舌です。
めまいや頭痛が起きそうな舌では、まったくありません。
気や血がたくさんあって、水分代謝もよく、血流も良い状態と判断できます。
いかがですか?
舌なんか見たことないという方が多いと思いますから、たった舌だけで、なんでわかるの?
と思われがちですが、舌にはからだの内側の状態がつぶさに現れます。
一度舌を観察してみて、舌の色や苔のいろや状態を見てみられるといいと思います。
下の写真(ピンク色)は、長年頭痛でお悩みだったY様の舌写真をご紹介しました。
約10年、肩がつまり嘔吐を伴う頭痛がたびたび起こっておられました。
私でも、もしかしたら治るかも?
っと思われて、体質改善のマンツーマンのコース「薬膳献立サポートコース」で学ばれています。
その中で、約1年半という短い間で、1年を過ぎたころから、徐々に頭痛が起きなくなる献立をご自身で作っていかれています。
同居されているご家族の方も、多少は違いますがほぼ、同じ献立を食べておられます。
家族とほぼ一緒の献立を食べていながらでも、短期間で体質改善でき、今では明るい気持ちまで取り戻されました。
めまいや頭痛は、気や血という栄養の不足がそもそも原因しています。
ですが、献立できちんと補っていけば、どなたでも悩みはラクになっていきます。
好きに献立を考えても薬膳料理にきちんとできておられるため、頭痛は不思議と起こっていないようですよ。
頭痛、めまいでお悩みなら、1年、2年と腰をすえて食事を見直していかれると体調の違いを実感されると思います。
頭痛、めまいのほか、体調不良でお困りの方は、まずはご相談ください。
遠方の方でも、ズームのオンラインでできます。(女性対象)
ホームページお問合せからご相談いただくか、もしくはこちらからご案内していますので、ご覧ください。
悩みが軽くなれば、からだも気持ちも軽くなって、毎日が心地よく過ごせると思います。
お読みいただき、ありがとうございました。