こんにちは。
国際薬膳師 提中 知子です。
外食でよくあるシーン。
テーブルの上に、揚げ物、氷の入った冷たいジュース、生野菜サラダ、ソーセージが並んでいます。
何から食べようと、口にいれてしばらくすると、なんだかもうお腹がいっぱい。
美味しいとは感じたけれど、。
まだ食べて少しなのに、なんだかお腹がすぐにいっぱいになって食べられない。
それでも、お腹がいっぱいになっていても、せっかく頼んだのだから全部食べてしまおう。
そんなこと良くあるパターンですよね。
こういう場合、ちょっとからだに目を向けてみましょう。
すぐにお腹がいっぱいになるのは、胃腸の調子はあまり良くないかもしれませんよ。
それに、胃腸の調子が良くない状態で、さらにこのメニューで胃腸は悲鳴を上げる寸前かも。
冷たいジュース、揚げ物、生野菜サラダ、ソーセージです。
冷たいものは、胃腸の温度を下げるので、消化に負担がかかりやすくなります。
揚げ物は、油が多いので、これも胃腸に負担がかかりやすくなります。
生野菜も、生なのでこれも、胃腸に負担がかかりやすくなります。
ソーセージは、塩辛いので、これも胃腸に負担がかかりやすいです。
ところで、正常な食欲をご紹介します。
正常な食欲があるのは、胃腸が健康だよというサインです。
その条件は。
☑ 食事前にお腹が空くこと。
☑ 食間には無性に甘いものが欲しくなく、胃腸に空腹の心地よさがあること。
☑ 美味しく食べられること
☑ 食後にむかつきや胃腸の停滞、お腹のどよんとした感じがないこと。
食べることは毎日なので、胃腸の調子に目を向けたりサインを見たり、そこまで意識を向けることはなかなか難しく思えるかもしれません。
ただ、胃腸は栄養を作り、気や血、きれいな水分を常に作る場所なので、胃腸が元気を失うと、それは、将来の病気の種を作ってしまうことにつながります。
美味しいものを美味しく食べて、そして、体調不良や病気を防いでいくためにも、日々の食生活で避けたほうが良い習慣をご紹介していきます。
☑氷入りの冷たいジュース、飲み物を控える
☑揚げ物を控える
☑生野菜は温野菜に加熱して食べる
☑塩辛いものは極力控える
嗜好はすぐには変えられないもの。
ですので、良い食習慣を少しづつ増やしていくように意識しましょう。
そうすれば、胃腸は調子が良くなって、食べるもので体調が良くなる経験値を積んででいけます。
そして、腹8分目を守ることで、さらにいつも調子が良いと感じる日々を過ごしていけますよ。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。