薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

冷え、頭痛、肩こりはどこから来る?体質に目を向け始めた相談者さま

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

 

今日は、和歌山県在住、40代N様のご相談をご紹介します。

N様は、冷え、頭痛、肩こりで困っておられます。

 

便通も、以前は5日に1回くらいしかなかったようです。

現在は、2日に1回くらいの頻度で、コロコロとした硬めの便だそうです。

 

N様は、見た目は色白で、か細く、体型も痩せておられます。

悪玉コレステロールが高いと診断されておられ、病院でビタミンのお薬も飲まれています。

 

肩こりは、左の首筋が張ることが多く、一緒に頭痛も起きるそうです。

春先には、目のあたりが痛くなって、湿疹が出来るそうです。

 

食後お腹が張ってしまうことが多く、いつも食欲はわかないとおっしゃっています。

N様は、長年悩んでこられている冷えを、何とかできればとの思いもあって、ご相談くださいました。

 

ズームのオンラインで、気、血、水体質診断をしました。

陽虚体質という、すごく冷えている体質と分かりました。

それに、血瘀体質という、血が巡っていない体質とも分かりました。

 

「冷え、肩こり、頭痛の悩みは、血が少なくて、血の巡りの悪さが原因です」とお伝えしました。

「そうなんですねっ」と、ずっと話をうなずいて聞いてくださってました。

 

息子さんも、娘さんも、ご自身と同じ体質かもっと、体質に目を向け始めておられます。

鍼灸にいって針治療をされてから、少し、体調が良くなったらしく、体質改善に興味を持たれたようです。

 

サロンのご相談者さまは、鍼灸も平行されておられる方も多くいらっしゃいます。

鍼灸も薬膳も同じ中医学、東洋医学の世界です。

針と食事では対処方法は違いますが、人の病気より、病気を生む体質に目を向けます。

 

N様は、これから7日間だけ、薬膳の献立に挑戦される予定です。

体質診断をもとに、献立の具体的な方法をアドバイスします。

 

いろんな不調があると、気が沈みがちなのは、皆さん同じです。

ですが、体質に目を向けていくと、食事の対処方法が分かってくるので、もう未来に前進しているんです。

病気、不調は、困らせているのではなく、体は食べることに目をもっと向けてほしいとのサインを出しています。

 

からだって、大事に想えば、きちんと反応を返してくれるものです。

期待して、体質改善に取り組んでいただけるようサポートしたいと思っています。

 

お読みいただき、ありがとうございました。