薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

立夏の風を感じながら楽しめる、肝に届く一服のお茶

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

二十四節気では、五月六日ごろは、立夏、夏を迎えます。

日中は、薄着でも心地よく過ごせる好季節となりました。

 

写真 滋賀県米原市 ローザンべりー多和田の手入れが行き届いた庭園

 

知り合いの方が、最近湿疹が出てきたんですっとおっしゃっていました。

今日は、湿疹の予防にも良い、夏の体に合う薬膳茶をご紹介したいと思います。

 

みなさんは、年中同じお茶を飲み続けておられませんか?

なぜこのような質問をするかと言いますと、理由があるからです。

 

人の体は、季節の影響を受けながらバランスを保ち、健康を維持するようにできています。

今の季節は、暑い風が、もうすぐ梅雨時期になると湿気が、秋は乾燥、冬は寒さなど季節ごとに、自然界からいろいろな刺激を受けていますね。

 

暑くなる夏は、からだを冷やす性質のお茶がおすすめなのは、外気が理由です。

これから暑くなってくるとき、からだの熱を冷ます性質のお茶が健康に役立ってくれます。

 

では、どんなお茶がからだの熱を冷ますお茶なのかと言いますと桑の葉茶がその一つです。

桑の葉茶は、肝や肺に良いお茶で、熱がこもったからだの熱を冷まして陰陽バランスを回復させます。

 

五月はストレスを感じやすい季節です。

環境が変わり、情緒的に不安定になりがちで、肝の影響から湿疹ができやすくなります。

 

肝が不調になると、目がかすんだり、目が赤くなったり、のぼせたり、咳がでたり、湿疹が出たり、

鬱っぽく考えすぎたり、誰にでも起こりやすくなります。

 

桑の葉茶は、肝を養うお茶なので、リラックスして養生したい方には、大変おすすめです。

桑の葉茶は、単独でも美味しいのですが、飲みすぎると性質的に冷やすため、調子を崩すことがあります。

 

瞳癒し茶は、桑の葉茶にみかんの皮、黒豆を、負担がかかりすぎないように量のバランスも考えて配合しています。

香りは、黒豆の蒸したほのかな甘さ、みかんの皮と桑の葉のさわやかな香りが特徴です。

 

2煎目、3煎目になればなるほど、黒豆の甘さが引き立ち感じられます。(控え目ですが…)

ほんの少しじわっと汗が出る感触は、桑の葉の作用です。

 

庭の緑を見ながら、また疲れたときにほっと休憩の時間に…。

薬膳茶が、愛しい時間を紡いでくれそうです。

 

ご紹介しました「瞳癒し茶」は、オンラインショップでご予約受付中です。

新鮮な状態でお届けするため、月3回ご注文いただいた分をおつくりし、皆様にお届けしております。

 

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写真 滋賀県米原市  ローザンべりー多和田

お読みいただき、ありがとうございました。