こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
「お味噌汁は、豆腐が好きなので良く使います。
きんぴらごぼうも好きですし、切り干し大根も良く作ります。」
先日お越し下さったN様、47歳です。
お味噌汁、きんぴらごぼう、切り干し大根、すべて健康に良い定番の和風献立ですよね。
こんなメニューをいつも作って食べておられるN様は、瘦せ型で、太れない体質のようです。
極度に、冷え症と言われ、もう10年も手足のしもやけで冬は悩んでいますっとおっしゃいます。
冷える原因の多くは、毎日の食べ物が関係していることに、疑問を抱かれますか?
食べ物で健康になったり、病気になることは誰でも想像できると思いますが、
どんな食材をどんな調理法で、どれだけの量を食べるかでも、
冷えがひどくなったり、反対に良くなったりするものです。
N様は、朝もごはんにお味噌汁、きんぴらごぼうなど、まったく健康な食事なのに冷え症で悩まれています。
ここで、ある大事なキーワードがあります。
それが、体質、つまりN様の体質です。
普通、朝からしっかりごはんを食べていたら、まず健康になるイメージがわきませんか?
どうして、N様はしっかり朝も食べているのに、体調がいまいちなのでしょうか?
薬膳であれば、この疑問に答えが見つかります。
N様の今の献立というより、食べている食材が、体質に合っていないと思います。
つまり、冷え症で、しもやけのお悩みには、今の献立が少しあっていないということです。
朝からお味噌汁を食べても、健康になるどころか、冷えがひどくなっているのなら、
献立、食材の選び方を少し見直してみることをおすすめします。
N様は、冷え症のほかにも、からだのあちこちに、不調を感じておられるようです。
それで、漢方薬局で煎じ薬をもらわれ飲まれていたところ、顔のまぶたがに赤い発疹が出来、
漢方が効いているのかわかりませんっと、サロンへご相談にこられました。
1回目の営養のアドバイスを先日しましたが、これまでの献立が、ご自身に合っていないということを実感されたようです。
献立を全部イチカラ変えていただくのではなく、少しづつこれまでの食生活に足し算をしていただいていきます。
40代後半から、50代の女性は、からだのことまで気持ちに余裕がなく、家事に仕事に、介護、子育ての心配で日々疲れきっていると思います。
でも、からだは食べるもので、変わっていくものですから、安心してください。
もしも、これってからだの不調かも?っと気になることがあれば、ご相談ください。
遠方の方でも、ズームでお顔を見ながら、しっかりお話をお聞きしています。
ホームページのお問合せから、まずは、ご相談くださいね。
ごはん、お味噌汁が冷えをひどくすることではなく、あくまでも使う食材が体質に合っていない場合には、冷えが助長されていくことがあるという点をご理解ください。
お読みいただき、ありがとうございました。