こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
1年でもっともすがすがしい季節、5月。
なのに、今日は雨。
昨日から気温が10度も下がり、気温の変化にからだがついていけていない方多いのではないですか?
雨の日に調子を崩す方が多い理由知っていますか?
中医学では、その正体は湿気です。
湿気って、きれいな水分をからだにプレゼントするどころか、かえって、汚れた水分を生み出す原因にもなるんです。
たとえば、頭が重だるい、からだが重だるいなどの原因、それこそ湿気が関係しているかもしれません。
もともと胃腸虚弱な方はからだに不要な水分を溜め込みやすく、今日みたいな雨の湿気と合わさって、ダブルパンチになりがちです。
こんな日に、調子を崩してしまうと、食欲不振で、美味しい食事を作る気も減ってしまい、
悪循環です。
豆。長芋。米。
たったこれだけで、調子を悪くしている湿気を体から外へ追い出すことが出来ます。
お家のキッチンにありそうな食材ばかり。
米には、もともと補中益気と言って、お腹の気、つまり消化を良くするために働く気を増やす効能があります。
なにげなく食べている食材をお薬の代りにして、家庭薬膳料理を作りましょう。
「長芋入り、もちもち黒米ごはん」
長芋をお米と炊くと、もっちりした食感に気持ちまでなごみます。
豆、黒豆には、余分な水分を排出する働きもあり、素朴な味のごはんですが、雨の日にはぴったりな一品です。
【食材】
黒米
米
黒豆(水煮)
長芋
塩
黒米は、お米3合に対し、大3程度が美味しく感じます。(お好ですが)
雨の肌寒い日に、冷たい飲み物は逆に水分代謝を悪くし、頭やからだが重だるくなりがちです。
薬膳料理は、美味しく食べながら、小さな不調を予防してくれる食事です。
更年期で調子を崩されている方、病院に行ってもスッキリ治らない方、薬膳でひどくならないように予防していきませんか?
国際薬膳師は、不定愁訴のお悩みに、献立で緩和していけるアドバイスをしています。
お悩みは、ホームページから一度お問い合わせください。
お読みいただき、ありがとうございました。