薬膳で笑顔咲く

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夏は眠りにくいのはぜんぜん普通?それとも

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

40度を超える猛暑の夏、冷房が効いた部屋でも、なかなかすぐに寝付けないとお悩みではないですか?

お布団に入っても、なかなか眠れないとき、みなさんはどう対処されていますか?

 

2024年、7月13日 体調のお悩みのアンケートより

ここ数年、安眠できないお悩みでお困りの30代のK様は、安眠できるためにいろいろ試されていました。

たとえば、眠る前にスマホを触らない。

お風呂にゆっくりつかる。

 

リラックスできる音楽を聴く。

大事なことですよね、これらは良くテレビで紹介されている方法かもしれません。

 

でも、試された結果は、どうだったのでしょう?

それは、やっぱり良い結果にはつながらす、病院へいかれたようです。

 

そこで、睡眠薬を処方されて、時々飲まれているようです。

さて、K様は、お薬をもらって対処しながら、大事なことに目を向け始められました。

 

なんだと思われますか?

それは、体質のことです。

 

何をやっても眠れない原因があることは確かで、もしかすると、それは体質が原因かも?

って、思われたそうです。

 

眠れない体質というのは中医学には、ないのですが、考えられるとすれば、それは、バランスです。

特に、気、血、きれいな水分のバランスです。

 

女性の不眠に多い原因には、血が少ないことからくる不眠があります。

Kさまの場合、体質診断で、胃腸の問題に目が止まりました。

 

それは、下痢ぎみということです。

下痢っぽい状態の胃腸では、食べたものから、気、血、きれいな水分の栄養が作られていないと思われます。

 

不眠の原因に、下痢っぽくなってしまう体質面の問題が隠されていると思われます。

それで、体質改善で安眠できない状態を改善していきたいとの希望をもっておられます。

 

9月から1年間、薬膳献立サポートコースを受講して薬膳を取り入れた体質改善に挑戦されます。

下痢っぽくなる胃腸の状態を、薬膳料理を作って、徐々に改善していかれる予定です。

 

ゆっくりゆっくり、からだが変化しやすい状態を、食事で作っていきましょう。

また、K様の体質改善の様子をご紹介していきます。

 

お読みいただき、ありがとうございました。