こんにちは。国際薬膳師、国際薬膳調理師 提中 知子です。
お正月も過ぎ、小寒の時期となり、寒の入りです。
防寒対策で何枚も靴下を重ね履きしても、なかなか足が冷たくて温まらない…。
そんなつらい冷えで悩まれている女性の方に、今回は、根元からつまり、
根本的に冷え改善を期待できる薬膳料理をご紹介します。
お正月で買いすぎたお餅、まだ余っている方おられませんか?
お餅はお鍋に入れたり、結構アレンジ料理にも使える食材です。
ところで、お餅の性質って、ご存じですか?
食べたら、お腹がどうなる?って思ったことありますか?
お餅の原料のもち米は、白米と違い温める性質なのです。
その温める性質は、からだに入ると、胃腸を温めてくれます。
足が冷えて困っておられる方は、胃腸も冷えている方が多いと思います。
そのとき、お餅の温める性質は、冷えた胃腸を温め、食べ物の消化が滞っていても改善してくれるんです。
お餅を食べると、からだが自然と温まってくるという方も多いと思います。
寒い時期にお餅を食べる習わしは、人のからだにちょうど合っているというわけです。
お餅を使った冷え対策にもなるアレンジ料理。
このメニューの特徴は、からだを根本から温め、冷えている方に多い水分代謝の悪さを改善してくれるところです。
「とろとろ黒くろアレンジ餅」
【食材】
黒雑穀ラテ
牛乳 五臓を潤し、きれいな水分を補う
餅 胃腸を温める
栗 腎を温めからだの根本を温める
小豆 停滞する水分を流す
きなこ きれいな水分を補いながら停滞する水分は流す
プルーン きれいな血を補う
砂糖
【作り方】
鍋に黒雑穀ラテ(粉末)と牛乳を入れ、2,3分ゆっくり混ぜる。(とろとろになります)
器に焼いた餅を入れ、黒雑穀ラテを注ぎ、栗、プルーン、きなこをかける。
*黒雑穀ラテは、つむぎの商品です。こちらからご紹介しています
豆乳や牛乳を入れて、ココアのように混ぜるだけで美味しく飲める薬膳ラテです。
余ったお餅を冬の冷え対策にして、この冬をもっと快適に過ごしてみませんか?
食べるもの一つで、からだの調子が良くなって、毎日に笑顔を増やしていけたらいいと思いませんか?
冷えや体調で困ったことがありましたら、ぜひ、ご相談ください。
いつでも、ホームページのお問合せでご相談くだされば、お返事いたしますね。
お読みいただき、ありがとうございました。